風義ブログBLOG

2012.09.13
小金井の家

残暑。


ここ会津若松市では30度超の日々、春先植えた樹木もかなりきついようです。
山取りした株立ちのヤマボウシ、葉が赤くなってしまいました。
何とかもってくれるといいのですが。



植栽工事をご提案すると、「私たちには無理!!」とか「そんな時間ないよ。」なんて言葉が帰ってきますが、実際にやってみると意外に簡単で負担は感じませんでした。樹種や植栽の選択がよかったのでしょうね。

今日も暑い一日になりそうですね。
あそこの椅子に腰を下ろし「プッシュ」「ぷっふぁ〜」とはなまるの一日になりますように。

2012.09.11
静御前の家

オリジナル木製フェンス。

本日は夕方から郡山・静御前の家にて外構工事の打ち合わせ。

ここの分譲はひとつひとつの宅地が大きめ。そのため、隣棟間隔(建物と建物の間隔)が十分確保されプライバシーを担保できる空間設計となりました。ご存知かと思いますが、会津若松市の分譲宅地はもうワンサイズ小さい宅地分譲が支流となっています。本当であれば冬季間の雪対策や夏期の高温多湿対策を考慮いたしますとこのくらい欲しいもです。

分譲住宅街のため隣地境界線上に仕切りを設ける事になっておりました。ブロックを積んだりフェンスをこしらえたりと色々な方法がありますが、私の場合、プラン作成当初からこれらの設置位置を感じながら設計しています。今回もそうですが、屋外と屋内を気持ちよくつなぐためウットデッキや濡れ縁台をデザインいたしますが、そこでの”こと”がお隣近所に丸見えではいかがなものかと。かと言ってまるっきり見えないようなものでデザインいたしますと防犯上に問題や圧迫感を与えてしまいますね。

また近年では省エネを意識してサッシュなどの開口部からの通風をデザインしますが、これも同じく思いっきり開放したいもののお隣さんや通行者の視線を感じていては家衣でリラックスできません。 家づくりでは間取りや設備材料に気持ちを奪われますが余裕があれば敷地全体でもっと言えば両隣も考慮してゾーニングやプランニングすると心地よい住空間をデザインできるのではないでしょうか。

こちらでは南北の大型開口部と木製フェンスを心地よく暮らせるように設計しました。
宜しければご自身の五感でお確かめ頂ければ幸いです。
郡山・静御前の家、10月末竣工。(予定です、少し弱気。)

2012.09.06
材木町の家

ご参加いただきありがとうございました。

先日行われた完成見学会にご参加のみなさま、
充実したお時間頂戴し誠にありがとうございました。
両日共に具体的なご希望をお持ちの方が多いように感じました。
ご相談やご質問内容としましていくつかあげてみると
○壁や木材の材質及びそれらの効果
○断熱材の採用理由またその効果
○木製サッシュやその他の開口部を構成する素材及び性能値
○山義オリジナル流し台や風呂と既製品流し台やユニットバスの価格及び機能性等の比較
○天井高や階高に採用した寸法の意図及びその効果
○屋外カフェテラスの使用方法
などでした。住宅空間構成やゾーニングなど間取りに関することまた、隣地や方位に関する周辺環境についてご質問等は少なくかんじました。特に周辺環境は唯一無二ですからご質問して頂ければ息継ぎも忘れて語り続けたことでしょう。私が伝えたいこと、お客さんが知りたいことの同調を取ることは意外と難しいもですね。以上のご質問ご相談に関しましてはこれから風義ブログの方で語りたいとおもいます。

ご参加いただきましたみなさま、これからもごひいきによろしくお願いいたします。

2012.08.30
材木町の家

豆腐や湯葉は私の好物のひとつです。

豆腐や湯葉は私の好物のひとつ。

おおきな湯葉のようなこちらの白い布は1200年の歴史を持つ越後・小千谷縮のれん。
特注品の小千谷縮は重要無形文化財の逸品です。
強撚糸を織り込み、手揉み、湯揉みのシボ出しは越後職人の技によるもの。
その地で手で紡ぎ、手織りされた本麻は選び抜かれた最高の逸品。

こんな素晴らしい素材を湯葉のようだなんていったら
越後職人さんに怒られちゃいそうですが、
山義の家で暮らすご家族にご提案している素材のひとつです。
山義では食品庫や玄関収納など収納関係を必ず設計に盛り込みますが、
その際に収納庫の出入りにドアや引戸などの建具があると
いちいち開けたり閉めたり面倒くさいし荷の出し入れ時両手がふさがり尚更やりづらい。
そこでのれん登場となります。
上品な質感の”のれん”が下がれば雑多になった収納庫の様子は想像できません。
また、季節や室内のインテリアのカラーに合わるのもおつなものです。

今回材木町の家のカラーは白色で室内を基調しました。
ご家族もきっと喜んでくれることでしょう。

2012.08.27
只見町の家

ひまわりのようです。

毎日が36°超の会津地方、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日は只身の家にて浴室組立の応援に午前中から現場に入り。
若手大工の実技指導も兼ねていましたがそれらは不要のようでした。
やる気が出ている若者の吸収力は素晴らしい。

午後は安心して次の現場へ迎えました。

2012.08.26
風義について

深夜の作業。

毎度毎度の話ではありますが、私の場合流し台やベンチなど造作家具の細かな図面
(1/10とか 1/20とか)の作成はギリギリまで描けずバタバタしています。
うまく言えませんが
何かデザインの鮮度みたいなものが自分の中にありまして
工事進行中でも毎回ギリギリまで「あ〜でもないこ〜でもない。」とあっちいじりこっちいじり。
数をこなすメーカーさんや工務店さんなどでは
契約時の設計図で工事を進行しなければ現場監督さんも困り
その金額内容で請け負った下職さんも困ることだろうとおもいます。
それらの仕様変更により追加料金が発生しているのではないでしょうか。
この仕様変更、大抵はお客さん側の動作かもしれませんね。
ところが、山義の場合ではOB宅訪問やアフターメンテ時に気がついた事を
できるだけ早く改善したいので私からのお願いやご相談によって
仕様変更をお願いしている次第です。
山義の希望による変更なので当然追加料金はありません。
自分の首を絞めるこの作業のおかげでしょう、
どのお宅も設計当初のイメージより工事進行と共に良くなっています。

写真はビタミンミネラルが豊富で深夜作業によく効く家族写真・・・ちょいと一服です。

2012.08.24
静御前の家

やっぱり、涼しいね。

本日、複数の業種さんを集合させた郡山・静御前の家。

来週早々に屋外足場解体工事をおこなうため、それらに関わる職人さん達と最終確認です。
写真は10時の一服の様子、階段踊り場からの一枚。
山義の断熱工法と通風を考慮した開口部デザインのおかげでしょうか涼しい休憩時間でした。

現在16時、この時間になると毎日のように大雨注意報のアナウンスがラジオから聞こえます。
おおきな災害にならないことをお祈りいたします。

2012.08.23
風義について

実は、直感型の私です。

もうすぐで夏休みも終わりですね。
近況報告いたしますと
8年勤めた若頭の大工は身体の都合により退社、
設計補助の彼女は産休に入り、
夏休み子守りの女房は自宅待機が多く”ボンボンボン”っと一気に仕事量が増えました。
私への戒めでしょうか・・・・・。

お盆は色々ありゆっくりと出来なかったので、
夏の想い出に一日だけお休みをいただきまして、恒例の湖水浴へ行ってきました。
今年3さいの3番娘は
お兄ちゃんやお姉ちゃんが泳げるので自分が泳げるものだとおもい
お鼻に水が入ろうがどこまでもどこへでも行ってしまいます。

自分の能力の枠や程度をしらない三番目と私を比べると、
知恵や経験を踏んだ私は事をなす前から己の限界や身分を気にするあまり、
自身の伸びしろを奪っているように感じました。

直感型の私でありますが感度が鈍っていた今日この頃、
私は今後パワーアップできるのでしょうか。
今晩の反省会でハイボール片手に再考っす。

2012.08.22
材木町の家

ご報告。

本日、”お知らせNEWS”の項目にて
材木町の家(会津若松市)の完成見学会のご案内をUPいたしました。

会場への移動手段としましてマイカーでお越し方々大半かとおもいます。
お越し頂く際、当敷地内にて駐車スペースの台数確保が難しいので、
ご面倒でもお電話やEメールにて日時等のご連絡いただければ
当日スムーズにご案内が可能かとおもいます。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。

さてさて、待ちに待った撮影会、無事に終えることができました。
当日はこの夏一番の暑さでしたね。
初ダイエットをしている私にはとてもこたえるこの暑さ。フラフラっす。
ここで簡単ではございますが、3つご案内いたします。
まずは、もうおなじみにの木製玄関ドア。標準仕様でございまする。

初々しいその肌も月日をえればどっしりと重厚感のある表情になることでしょう。
既製では得ることのできない満足感を与えてくれることでしょう。
続いてはこじんまりとした和室。

北側の天空光を好む私の設計は北向き採光の採用が多いかとおもいます。
天空光とは空気中のチリや水蒸気などで散乱反射した光線でとてもまろやかな光です。
心落ち着かせたい禅の空間を演出してくれます。
奥に見えるのは昨年東日本大震災にてく解体工事を行なった際に手に入った土蔵の基礎石。
何だか見えないオーラを感じるは私だけでしょうか。
みずみずしい苔などむせばさらに風情が出ることでしょうね。
最後はやはり贅沢テラス。

誰もが惚れ惚れする軒出は2メーター超。
大型木製サッシュの2連窓は度肝を抜かれます。
肘掛窓側では
おでん屋さんや焼き鳥屋さんそしてカフェごっこなど
天候にかかわらず何でもできちゃいますね。
写真も見るだけでもうっとりです。
引渡し予定が大幅遅れご迷惑をお掛け致しましたが、
良い住まいをご提供出来そうです。
納得できる仕事ができたことを感謝いたします。

2012.08.20
静御前の家

信頼できるものを。

郡山・静御前の家、外壁工事の写真。
本日は残暑きびしい休日出勤、大変感謝いたします
山義が提案する外壁材のひとつでございます白州そとん壁。
長期間メンテナンスフリーの塗り壁は耐候性や通気性能に優れ、
不燃材料かつ吸放湿性能があります。
また、自然素材100%、そのまま土に還るという素材。

色が濃いように見えますが、乾燥するとお打ち合わせの色になります、ご心配なくどうぞ!!

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