風義ブログBLOG

2019.08.21

最適範囲と最高到達点。

今日は先週開催しました会津若松門田飯寺の家についてふりかえってみましょうね。本件は当初ヤマヨシのモデルハウスとして立案し工事がはじまりました。そのコンセプトは3つあり、ひとつ目はとにかくちっちゃく”つくる”。ふたつ目はコミコミ2000万円で”つくる”。みっつ目はいつも以上の良材で”つくる”。といった3つの”つくる”を鍵主題として計画設計された小住宅でした。その後この主題目に共鳴されたご家族が現れ、そこからは住まい手とつくり手の並走がはじまり今回ご覧いただきました質感となりました。

こうした質感は、当然ながらつくり手だけの主題ではこのような空間構成への構想には及ばなかったことでしょう。別の言い方をするのならば、わたしだけではこうした空想や夢想を描くことはできなかったように、住まい手だけでも同様であります。

現在手にしている工事現場や計画設計も含め、引き続き住まい手と併走して行きたい次第です。

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