風義ブログBLOG

2019.05.23

計画。

本日の業務は郡山市西田の家から。

そとん壁の上塗り材をかくはん機でマゼマゼしているところをパシャっと一枚。

左官職人が手に持つ道具はコテといいます。こんなちっこいヤツで大きな壁をスイスイっと仕上げる技術素晴らしいと思うのは私だけでしょうか。

右側がほぼ仕上がった状態。左側はここから下塗り材、上塗り材とコテで塗ります。写真に見える金網状態の部分に塗り壁材がひっかかり且つ強度を高めるのです。この状態は当日の気候変動にあわせ、塗り壁の範囲を計画しているためこの写真のように右半分は仕上がり、左半分は下地状態となっているのですね。

パスタの束のようなこの材料はパネルヒーターの温水が通る管です。水道工事などの上水道を通す管は白色の管を使用します。ここでは詳しくは述べませんが酸素通過を遮る特殊な加工が施されているため高価な代物です。

パネルヒーターはその宅ごとに設計していきます。お部屋や窓の大きさ、お部屋の東西南北位置、お部屋の用途など考慮しあなたのためだけに制作する暖房機なのです。

このほか1階LDKの床板施工がはじまっています。

床板の小口に83,87,88…と番号が割り当ててあります。以前ご紹介しましたが、工場で床板一枚一枚に番号を振り分け、それに従って現場でトントンと貼っていくわけですね。

「こーみえても、ぶっつけ仕事じゃねーからな!!」きちんとした計画のもとにおいて施工されているのですね。

次は場所を移動しまして郡山市静御前です。あらためまして静御前堂にご挨拶してから現場に向かいます。

源義経を慕って奥州へ下り、悲しみのあまり池に身を投じた静御前の御霊を祀ったお堂。現在のお堂は、クギを一本も使わずに、天明年間に改装されたもの。毎年3月28日には「静香御前堂例大祭」が開催。

氏神さまにご挨拶してから現場に到着。地面の高さを測る機器を準備して、さぁはじめましょうか。

専用機器による測定は確かなものですよね。客観的で。計画を円滑に進める上で事前調査は必須でございます。1時間強の作業でした。

郡山市静御前の家から湖南町を経由して会津若松市飯寺の家へと向かいます。

現場では気密シートの施工中。気密が保たれていればシートの張り具合やテープ処理などは二の次で良いのですが、彼も職人なんでしょうね、キチンとした仕事をしたいといったこの現場観、ビンビンと伝わってくるじゃありませんか。これまでのキツイ修行期間を体得した彼の哲学なのでしょうね。

今日の仕事を終え自宅へと向かいます。近所の小学校と夕焼けの写真をパシャりと一枚。キレイですよね。フランスのモンサンミッシェルのようですよね。私の写真の撮り方が良いのかもしれません。

今晩は子供たちの運動会や中間考査などひと段落しましたので中庭でちょっとした打ち上げをしました。

モスバーガーであれこれ購入し、家族で食べ比べしながら近況を報告し合って来週の計画をながら1日を終えました。

 

 

 

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