風義ブログBLOG

2019.03.26

坪単価、ちょい高めかな。

「ヤマヨシさんの坪単価はおいくらですか?」と質問をお受けすることがあります。坪単価の坪とは広さの単位で、畳約2枚程度の広さを示す単位です。ですので6畳のお部屋であれば約3坪といった表現になります。で、坪単価とは1坪あたりのお家の値段を表し、30坪のお家で坪50万円だとすれば1500万円となる訳です。ですので、「A社は坪**万円、C社は坪**万円・・・」と坪単価で家づくりのつくり手を探していることでしょう。でもね、この坪単価に何が含まれて何が含まれないのかは、つくり手各々で決めている状況で、家づくりをはじめて経験する住まい手が簡易に比較できる単位にはなっていないのが現状でした。これでは比較検討のしようがないし、でもお金のことだから気になるし、といったことでしょうね。他社さんのことについてはここでは省略させていただきますが、ヤマヨシは「あれも、これも、ぜーんぶ入っていくら」と決めてから住まいづくりの計画を進めています。あっ、もちろん「ぜーんぶ」の中に、俺のセンスも入っての話ね!!。お金の悩みをクリアにして住宅計画に集中してほしいからね!

館脇町の家、枕木でこしらえた花壇とドウダンツツジ。

同じく館脇町の家、南側境界にドウダンツツジで生け垣をつくる。

同じく館脇町の家、背の高い杉板の塀でプライベートな庭園を創出。ダイニングでの家族だんらんの時間に、季節の移ろいを家族で共感できるように、南東角のスペースにモミジの株立ちをこっそりと植えてみました私は、これも・あれも・こうして坪単価に含め住宅計画をやっています。だからかなぁ、ちょい高めに映るのは。

今、暮らしの場の設計を仕事にしている。いつも、施主の立場に立って、切実な思いを受け留めてきた。美しい暮らしの景色を造りたいからだ。考えれば考えるほど、多くの根源的な主題に突き当たる。人の心、家族の形、自然、道理、工学、美学、時間、風土・・・・・。引用文献 白井隆(2004) 『庭の旅』TOTO出版 245.

 

30日/31日完成見学会開催のお知らせ

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