風義ブログBLOG

2019.03.20

この家は、会津の新しい文化です。

郡山市湖南町を経由し、郡山市御前南で地盤調査の立会いに向かいました。先日ラジオ番組でアナウンスされていました「ふくしま逢瀬ワイナリー」を左手にして会津若松から1時間強。今日の地盤調査のお宅の場所は2012年にお世話になりました「御前南の家」のご近所です。公共施設や商業施設など住環境が整備されたこの地区。つい最近では高速道路のインターチェンジも増設されますます活気づくエリアになりそうです。近くに自衛隊の施設があるのでしょうね。バッバッバッと軍用機が数台、空を横切っていました。

ふくしま逢瀬ワイナリー外観。

御前南での地盤調査の様子。

自衛隊のヘリコプター。

地盤調査の立会いを終え、ポーンと逆サイドの郡山市西田の家に車を走らせ20分。会津よりもひと足はやく春のお知らせがチラリチラリと目に止まります。パラパラと咲き始めの梅の花。青空を背景にパシャリと一枚。

梅の花をフォーカス。

郡山市西田の家では今週末サッシ納品予定。それと屋根工事も予定です。逆光で撮影したからでしょう、上空にUFOが写ったようになちゃいました。

大きな屋根は奥さまのご希望。

郡山市の現場を後にしヤマヨシへ戻る前に、会津若松市館脇町の家に向かうとちょうど午後の休憩時間。職人さんたちの小憩を邪魔しないようにしてパシャリと一枚。館脇町の家の奥さんがチョイスしたのはスペイン産の白いタイル。空間構成を考慮した際にタイルサイズが大きいと、そのタイルが浮かび上がり迫ってくるように見え空間が圧迫したような印象を受けますが、広いDKのこのお宅ではそんなことはまったく感じることはなさそうです。うん、いい感じ!!

館脇町の家、流し台のタイル工事の様子。

それから、夕方にむすぶ請負契約まで時間が微妙な間があったので以前から継続中の本棚整理をしていたら、思い出の品と再会しました。

それは「風義(ふうぎ)」と題した自社広告。何年前になるかな、13,14年前くらいでしょうか。当時の私は大工でしたから、職人の技や精神を家づくりに詰め込みたくて。前のめり状態でしたね今思えば。そんな時、工具屋さんからブランドデザイナーさんを紹介していただいて、授かった家づくりに取り組む姿勢が「風義」と言ったコンセプトでした。以下にコンセプト内容をご紹介します。

かつて会津藩の家訓(かきん)にも掲げられたこの概念は、『道理を通し、信義を重んずること』を意味します。会津の風土は純粋で頑な会津の人たちの精神が培ってきたものです。風義はまさに、会津の文化そのものだと思います。私たちは住まいづくりの中に、常にあたらしい感性を取り入れながらも会津人の精神を伝えることは忘れてはいません。いつの時代も本物だけは生き続けると信じているからです。

森の話をしましょう。

木の話をしましょう。

健康で暮らせる、

住まいの話をしましょう。

会津の四季を生きる

私たちだからできる技があります。

あらヤダ、グルグルっと風義にもどちゃったわ。

会津若松市 館脇町の家 完成見学会のお知らせ←

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