風義ブログBLOG

2019.03.15

棚からひとつかみ。

日曜午後のひと時、ラジオから聞こえるヤマタツ(山下達郎)の句をちょいとお借りしてヤマヨシの「棚からひとつかみ」をご紹介してみます。現在もワーキングスペースの模様替えをチョコチョコとやっているところで、パッと手にしたのがこの本。

宮脇檀(2004)「宮脇檀の「いい家」の本」PHP研究所

ヤマヨシのギャラリーに遊びに訪れたご家族から「家づくりで何かオススメのもの(本)はありませんか?」とお声かけいただいた際にご紹介していました。いろいろあるなかでもこの本が一番多いかな。貸し出しした数は。

というのも、近年の家づくりにおいて、ハウスメーカーさんや工務店さんの営業やプランナーの方々とお話し合いを繰り返し、住宅の基本計画つまりプランニングを決めて契約を結びます。契約を結ぶまで、または契約を終えても建築士さんと顔も合わせずに家づくりのプロセスが繰り広げられているのです。

その建築士さんの性分というか性質というか、特に知らず住宅計画が決定している今日。少しでも彼/女らの設計の行為やデザインの思考を知りつつ、家づくりの話し合いを営業さんと進めていければ思いがけない空間のアイデアやクリエーティブ暮らし方など手入する可能性が生まれるかもしれないとの想いからこの本を進めていました。

床板や壁材など効能、職人技や建て方の工法なども大事でしょうけど、図面をひく彼/女らのファーストインプレッションを活用せずに家づくりを終わらせちゃうなんて。もったいないたらありゃしない!!

彼らは未だに棚の上にいけないでいます。

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