風義ブログBLOG

2007.07.10
山義塾リポート

『旭町の家』構造見学会


7月7日・8日、
『旭町の家』にて山義塾を行いました。
 
今回は構造見学ということで、素材の使用方法や職人さんの仕事を見ていただきました。パネル工法等とは違って何層にも手を加えつくる作業は、通常ではなかなか見られない工程だということで、皆さん興味を持ってご覧いただいたようです。
 
 
 
『耐震性のレベルはいくつですか。』
『Q値、C値はいくつですか。』
といったような技術的なご相談から
『県産ひのきでつくる坪単価はいくらですか。』
など予算的なものまで、幅広いご質問がありました。
見学者のご質問内容の中には参考になるご意見も多く、とても感謝しています。
 
ただひとつ気になったのは、参加者方々の多くが
『正直、構造は見てもわからないから』とおっしゃること。
信頼していただけるのは嬉しいのですが、
躯体の強さや技術は、家の寿命や居心地のよさを
決定づける大事なポイントですから、ぜひもっと知っていただきたい。
インターネットや住宅雑誌など
かつてに比べたら学習の場は沢山あるのですが、
物の良し悪しを見る目を養うためには、
きれいな写真や理論だけでなく
実物を見たり触れたり体感したりすることが絶対必要なんです。
 
山義塾では今後も本物にふれる時間を定期的につくってまいります。
お客様にとって、きっと有意義な場になるはず。
次回の山義塾は8月下旬予定です。
よろしければご参加ください。
  
  
← 工事現場で出た、山義オリジナルひのきの床材。厚さ45ミリもあります。来場者の方にひのきの香りをチョットだけおすそ分けしました。車の芳香剤にまたはお風呂に入れたりご利用ください。
山義で、なぜ45ミリの床板を標準使用にするかはまた次の機会に・・・。
      
 
 
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